仮囲いの種類について
2025/01/15
工事現場の周りに、板が設置されているのを見たことがある方も多いでしょう。
これは仮囲いと呼ばれるもので、安全確保や環境保護などの役割があります。
今回は、仮囲いにはどのような種類があるのかを解説します。
仮囲いの種類
設置方法の種類
仮囲の設置方法として、よく用いられるのがパイプ・クランプ式です。
くいを地中に打ち込みパイプを建てる方法で、コストが安く多くの現場で使われています。
ただし、板を支えるパイプを斜めに設置するため、狭いスペースには立てられません。
H鋼にパイプを固定し、その上にパネルを設置するのがH形鋼2列据置式です。
くいを打ち込む必要がないため、地面にくいを打ち込めない場所でよく使われます。
地面に打ち込んだH鋼にパイプを組み合わせ土台を作り、パネルを設置するのがH形鋼支柱くい式です。
パイプ・クランプ式やH形鋼2列据置式とは違い、狭いスペースにも設置できます。
パネルの種類
パネルの種類としては、フラットパネル・安全鋼板・キャスターゲートなどがあります。
フラットパネルは外側がフラットになっているため、外観が良く通行人の妨げにならないのが特徴です。
パネル同士を接続しない安全鋼板は短時間で設置できますが、外観があまりよくなく景観に配慮しなければならない場所には向きません。
キャスターゲートはキャスターがついたパネルで、工事現場の出入り口や車両の出入りに使用されます。
まとめ
仮囲いの設置方法の種類は、パイプ・クランプ式やH形鋼2列据置式などがあります。
また設置スペースの広さや地面の状態などにより、設置方法の種類も変わります。
パネルにも、フラットパネル・安全鋼板・キャスターゲートなどの種類があるため、状況に応じて使い分けましょう。
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