コンクリート打設の流れとは?
2024/09/20
コンクリート打設がどのような流れで行われるかについて、ご存じでしょうか。
作業をスムーズに行うためにも、流れを知っておくことが大切です。
今回は、コンクリート打設の流れについて解説します。
コンクリート打設の流れ
①事前調査
コンクリートの打設を行う前に、事前調査を行います。
事前調査の内容は地盤調査や周囲の環境調査のほか、天候の確認・打設の工法などです。
②型枠の設置
設計図に基づき鉄筋を組んだあと、木枠や鋼製の型枠を作ります。
型枠は図面を見て、立体的な型枠の空間をイメージする力が必要です。
③下地を整える
下地が不安定だと、ひび割れが生じることもあるでしょう。
ひび割れを生じさせないためにも、必要な際は事前補修を行います。
④コンクリートを作る
下地を整えた後は、コンクリートを作ります。
コンクリートはセメント・水・砂・砂利から作られますが、強度や耐久性は配合によってさまざまです。
⑤コンクリートの打設
コンクリートの品質を、納品書による確認・スランプ試験・空気量試験などで確認します。
問題がなければ、コンクリートの打設を行います。
⑥締め固める
打設したコンクリートを締め固めます。
締め固めが不十分だと強度や耐久性に問題が生じるため、締め固めはしっかりと行います。
⑦養生する
コンクリートが固まるまで待ちます。
その際に、コンクリートが風雨や直射日光にさらされないようにしましょう。
⑧打設面の仕上げ
コンクリートが固まったら、打設面の仕上げを行います。
研磨・塗装・洗浄・コーティングなど、方法はさまざまです。
まとめ
コンクリート打設は事前調査をはじめ、さまざまな流れで行われます。
スムーズな作業のためにも、流れを踏まえておきましょう。
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